ユニット構成
目次
Terranのユニット構成
MMM
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特徴通称MMM。Stimpack使用時の高いDPSやメディバックを用いたドロップハラスが強力でどの種族のどの構成にも戦える万能性を持つが、その反面AoEに弱いという弱点を持つ。 戦い方非常に高いDPSを誇りどのような構成にも対応可能だが、相手のユニットが強力になってくると単純に正面からぶつかるだけでは勝てないことも多い。 注意点機動力を活かした戦いをする必要があり、またAoEに弱いため、各種スプリットの技術を要求されるなど操作難易度が高い。 追加ユニットの役割ゾーニング・AOE要員。vTではほぼ必須で、vP,vZでもよく用いられる。多く出して使う場合はMedivacにSiegeした状態で載せて機動力でMMMに置いていかれないようにしよう。 ゾーニング・対地火力要員。vP,vZでよく用いられる。ガスが余りがちなバイオ構成にぴったりなガスの使いみちであり、移動速度も早いため相性は抜群。
ゾーニング・AOE要員。vP,vZで用いられる。vZにおいては相手のZergling,Baneling,Mutaliskなどの柔らかいユニットをまとめて処理することが期待でき、vPでは対シールドボーナスのおかげで強力なAOE要員となり得る。
対空要員。相手に強力な空中ユニットがいる場合や、制空権を取った上でSiege Tankと一緒に進軍したい時などに用いられる。vPでは対エアー+Colossus、vZでは対Brood Lordに出していくことになるか。
壁・対地DPS・対空AOE要員。vZで主に用いられる。相手のBanelingの攻撃を受けたりMutaliskにAOEダメージを入れることを期待されるが、対空AOEに関してはLiberatorのほうが優れているため、少し見られなくなった。
壁・対Light要員。vZで主に用いられる。相手のBanelingの攻撃を受けたりZerglingをまとめて焼き払ったりすることを期待されるが、Widow Mineのほうが汎用性があるのは確かだ。
対キャスター・対巨大バイオユニット要員。vPではEMP Roundによりシールドを剥がす・High Templarのエナジーを奪う役割、vZではUltralisk,Brood Lordなどの巨大バイオユニットをSteady Targetingで狙撃する役割を期待される。
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ヘリオン(ヘルバット)サイクロン
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特徴Mech構成とは思えない機動力とCycloneのLock On時の超射程を活かして戦う構成。基本的にはvZの構成だが、vPでも使えなくもない。 戦い方機動力を活かしてマップを動きまわり、ハラスや戦闘を行っていく。Zerg地上部隊はそこまで射程が長くないため、一度ロックオンしたら下がることで一方的にダメージを与え続けることができる。Liberatorを加えることで対地の火力向上のみならずCycloneでLiberatorの攻撃範囲まで引っ張ってくる、LiberatorでゾーニングしておいてCycloneでフォーカスしベースを割って帰るなどの戦い方も可能になるため、Liberatorはほぼ必須ユニットと言っても良いだろう。Cycloneを失わないようにできるだけ相手ユニットを削り取っていき、ここぞという時にはHellionをHellbatに変形させて正面戦闘を行おう。Hellionでのしつこいワーカーハラスも重要だ。 注意点CycloneLiberatorは高価なので可能なかぎり失わないようにしたい。HellionがやられてしまうとZerglingが突っ込んでくるだけでCycloneがやられてしまうので無理をしないようにしよう。InfestorのFungal Growthで捕まってしまうと致命的なので最大限の注意を払おう。Brood Lordが出てくるとかなり分が悪くなるので、それまでに可能であればカタをつけたい。Lock Onを使わないと建物を割るスピードがあまり早くない構成なので、時には建物にLock Onすることも必要だ。 追加ユニットの役割
ほぼ必須ユニットと言っていい。Liberatorの信頼できる対地火力はこの構成には欠かせず、移動速度的にもヘリオンサイクロンと噛みあうのも嬉しい。後半は必ず射程アップの研究を入れるように心がけよう。
移動速度がヘリオンサイクロンと咬み合わないため相性はあまり良くないが、Lurkerが厳しい時や防衛戦力が必要な時などには出してもいいかもしれない。
もしvP相手に使いたい場合は出していこう。vZの場合はそこまで出番はないか。
健闘むなしくBrood Lordが出てきてしまった場合に出していく。相手にはまずViperのParastic Bombがあるので交戦時にはきっちりスプリットし、Brood Lordをきっちりフォーカスしよう。護衛のCorruptorは割りとCycloneが落としてくれる。 |
Protossのユニット構成
Zergのユニット構成
WlingMuta
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特徴いわゆるW(ダブル)lingMuta構成。地上軍の機動力が要となるためSpawn Creep TumorによるCreepの広がりが生死を別つ。序盤からハラスをしやすく、敵ハラスにも対応しやすく、強力なUltraliskへのアクセスしやすい、とゲーム全体を通して隙のない構成である 戦い方何よりもまず、Creep Tumorを広げることが非常に重要である、機動力の向上と偵察を兼ねるCreepの広がりは、この構成の命綱といえるだろう。特に防衛時には可能な限りCreep上で待ち構えて包囲するように交戦しよう。 注意点個の貧弱さから、全軍一丸となってのぶつかり合いは得意とは言えない(Ultraliskが出るまでは)。特にチョークポイントや防衛施設群等で待ち構えている所に、不用意に突っ込ませて一方的に自軍を消耗してしまう事は絶対に避けたい。 追加ユニットの役割対AOE・対多段火力・ゲームフィニッシャー要員。25pxChitinous Platingによってとんでもない厚い装甲を獲得でき、地上空中ローテックハイテック問わず、手数は多いが一発のダメージが低い攻撃に対しては無類の強さを誇る。そうでない敵でもある程度押し込めてしまう。 対マス空軍・対Siege要員。Parastic Bombの高い対空制圧力は、この構成に欠け気味の対空攻撃能力を一挙に補うことができる。多数のアンチMutalisk空軍が出てきた時には、張り合うことなくViperにつなげよう。 ハラス部隊輸送手段。多くの場合はZerglingのRun-byや、Mutaliskのハラスによって内政にダメージを与えられるが。厚い防衛を構築されてしまった場合には、そのどちらも有効に決められない場合がある。 対空攻撃要員。相手が鈍重で割高コストの大型飛行ユニットを多数そろえている場合には、UltraliskやZerglingの地上軍が走り回れる環境であるといえる。地上から敵内政に大きな損害を与えた後には、Corruptorに切り替えることで確実に止めを刺すことができるだろう。またUltraliskの天敵にもなり得るLiberatorを撃ち落としたり(地上軍や防衛施設も伴わず粗く配置されてるだけなら、大胆に走り抜けて内政を殴りにいってもよい)、Siege Tankや歩兵等をちょこまかと空輸し翻弄してくるMedivacを叩き落とすのにも高い適性を見せる。 スネア要員。機動力の高い軍を相手にする場合、地上軍は近接攻撃のみの本構成は、前線から堅牢な防衛ラインまで引き打ちされながら後退される事によって一方的に軍を削られるという状況に陥ることがある。それを阻止するのがFungal Growthのスネア効果だ。 |
ローチハイドラ
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特徴遠隔攻撃のRoachとHydralisk、そしてそれぞれの変異ユニットを主体にして戦う構成。機動力を犠牲に高い防衛力と安定性を供えている。 戦い方RoachとRavagerのCorrosive Bileでプレッシャーを掛けつつHydraliskとLurkerへテックを伸ばす事を目指す、もちろん、その過程で相手が軍を失ったり、拡張に専念するようなタイミングを見つけたらがっつりRavagerを作って、プッシュに行ってもよい。序盤のCorrosive Bileは種族を問わず、高い制圧力を持つ。 注意点ハラスへの対処が後手に回りやすいという欠点がある、事前に察知して先回りできればその限りではないので、OverlordやCreep Tumorにて視界は広く確保しておこう。 追加ユニットの役割AoE要員。高い機動力で押し込んでくる、逃げていくユニットをひっ捕らえるには彼のFungal Growthが必要だ。敵軍を削り取り、残り資源や生産ラインを逼迫させてやろう。いつの時代もRoach、HydraliskにはInfestorのサポートがぴたりとハマる。 対大型空軍・対Liberator要員。厄介な大型空軍を編成に組み込んでいるなら積極的に出していこう。地上にHydraliskを伴う事で更に対空攻撃を強化しても良い。 対地攻撃兵器。優秀な射程に加えて地上の壁役まで提供してくれる対地攻撃の雄。硬い防衛を敷いて抵抗を続ける相手に心理的、戦術的ダメージを与える事ができる。移動速度は遅いため、しっかりと地上軍のサポートをつけて孤立させないように運用しよう。 盾要員。装甲アップグレードと25pxChitinous Platingさえ入っていれば、十二分に仕事はしてくれる。ゲーム終盤、もうRoachじゃ物足りないと思うなら、盾役は彼に切り替えてしまおう。 |