Cyclone
ユニット紹介
テランのテクニカルな車両ユニット。今の姿で生まれ、パッチによりシンプルな対地ユニットに大きく変わった後、パッチにより現在の形に戻り、パッチによりオールラウンダーに大きく変わった後、またパッチにより現在の形に戻ったという苦労人(?)である。
通常攻撃の他に対地・対空ともに攻撃可能なLock Onという変わった攻撃システムを持つ。
スピードは良好だが耐久力は無いため撃たれ弱く、あまり強いユニットではない。
一定範囲に入ると敵をロックオンすることができ、一度ロックオンすれば最大射程15まで離れても打ち続けることができる。
加えて移動しながらの攻撃も可能なため、追い撃ち・引き撃ちがこのユニットの真骨頂と言えるだろう。
ロックオン中の攻撃はスペルダメージ扱いな上にMag-Field Acceleratorの研究を入れればダメージは1.5倍になり、格段に強くなる。
研究費用も安価なのでCycloneを出していく予定ならば、即座にMag-Field Acceleratorの研究を始めよう。
最大射程が15あるので相手のエアユニットを捕まえやすいのも特徴だ。
移動速度が早いため大抵のユニットを相手に引き撃ち・追い撃ちすることが可能である。
ロックオンは対象ユニットが死ぬとクールダウンに入ってしまうため、HPが低いユニットに使ってしまうと本領があまり発揮できない。
小さい上に足が早く追いつかれてしまうZerglingなどは最大の天敵とも言えるだろう。
ロックオン中のダメージについて
ロックオン中の攻撃はスペル扱いのため、双方のアップグレードの影響を受けず固定ダメージを与える。ロックオン中の一発のダメージとDPSは以下のとおりである。
Mag-Field Accelerator なし | Mag-Field Accelerator あり | |
---|---|---|
ダメージ | 20 | 30 |
DPS | 28.17 | 42.25 |
アビリティ
Cycloneの根幹をなすアビリティ。ロックオンするにはまずロックオン射程(7)内に入る必要がある。
一度ロックオンが始まると射程15までは攻撃を続けることが出来るため,基本的にはロックオンを開始したら相手の攻撃が入らない位置まで下がりたい。
移動しながら攻撃できるので引き撃ち、追い撃ちも思いのままだ。
デフォルトではオートキャストになっている。オートキャストだと望まない相手にロックオンを開始してしまうこともあるので、
確実に狙いたいターゲットがいる場合はマニュアルキャストにしてみよう。
ロックオン中の攻撃はこちらや敵のアップグレード状況に関係なく固定ダメージが入る。アーマーも貫通するのでUltraliskなどの高アーマーユニットに対して有効。
対地攻撃やスペルキャスターの空中ユニットを優先してオートキャストするので、仕様を理解しておこう。
アップグレード
|
Lock On中のダメージを増加させる研究。全ユニットに対してダメージが1.5倍になるため格段に強くなる。
コストも高くないため、Cycloneを出していくなら入れない理由は無い。
使い方
Vs. Terran
序盤の主に対空防衛用として少数用いられるケースが多いほか、メック構成時にまずCycloneを多く作っていきマップコントロールを取る形も存在する。
相手が序盤からBattlecruiserをためにかかっている場合などにも有効。
Vs. Protoss
序盤の対空防衛用に少数用いられる場合がある。また敵がプロキシTempestやVoid Rayなどで攻めてくる場合に可能な限り出すケースもある。
Vs. Zerg
HellionCycloneの通称バトルメックと呼ばれる機動力のあるメック構成を選択した場合に多く出していくことになる。
ユニット設定
ドミニオンの軍事技術の最新の進歩が移動中でもTyphoon Missileをピンポイントな精度で発射可能な高速兵器、Cycloneの開発を可能にした。
元々はAI操作の自律兵器だったがあまり良い成果が得られず、何度も改修を繰り返した結果、最終的に技術者は有人兵器への改修を決定した。
この変更は複数の戦場において効率性の上昇を記録した…つまる所、人口知能は、どんなに発達しても、命知らずでイカれた人間のイカれた行動には敵わないということだ。
パッチによる変更履歴
5/23
11/22 大規模デザイン変更。詳しくはこちら 12/8
- サプライ:4→3に変更
- 対地攻撃の射程が4→6に増加。
- 対地攻撃の最低スキャンレンジが6.5に変更。
- 「Mag-Field Launcher」のアップグレードが削除。
2017/11.14
- Lock On時の最初の4発が急速に発射されるようになった。
- Rapid Fire Launchersのアップグレードを追加。
2017/11/28
2018/11/21
- Cycloneをパッチ3.8以前の仕様に戻す。
- 生産にはTech Labが必要。
- 体力:180→120に減少、移動速度:4.13→4.73に増加、基礎アーマー:0→1に増加。
- 通常攻撃をTornado BlasterからTyphoon Missile Podに変更。仕様は以下の通り。
- ダメージ:3(+2 vs Armored)→18に増加、攻撃速度:0.1→0.71に増加、射程:6→5に減少、対地・対空どちらも攻撃可能。
- アップグレードによるダメージ増加:1→2に増加。
- Lock Onアビリティを以下のように変更。
- アビリティはオートキャスト可能。
- 地上・空中ユニットおよび建築物に使用可能。
- ダメージ:14秒で160ダメージ→14秒で400ダメージに増加。
- Rapid FIre Launchers(ロックオン時の射出速度アップ)アップグレードを削除。
- Mag-Field Acceleratorアップグレードを追加。仕様は以下の通り。
- アタックムーブ中のCycloneは敵をロックオン中の場合敵との距離5ではなく7でストップするようになる。
2019/1/22
- Mag-Field Acceleratorの研究時間:79秒→100秒に増加。
2023/1/24
- Mag-Field Acceleratorのダメージボーナス:+20 vs Armored→+10 vs 全ユニットに変更。
- Lock OnはCycloneを脅かす空中ユニット(対地攻撃ユニット、スペルキャスター)を優先するようになる。
- Lock Onのオートキャストレンジ:7.5→7に変更(Aムーブ中のCycloneが移動中にキャストレンジ以下にならないための処置。アビリティ自体のキャストレンジは7のまま。)
2023/9/28
- 生産コスト:150/100→125/50に減少。
- 生産にTech Labが不要になる。
- 体力:120→110に減少。アーマー:1→0に減少。
- サプライ:3→2に減少。
- 通常攻撃の射程:5→6に増加。
- 通常攻撃のダメージ:11(+3 vs mechanical)に変更。クールダウン:0.481s、アップグレードで+1ずつ増加 に変更。
- 移動速度:4.73→3.94に減少。
- 移動速度を増加させる新アップグレードHurricane Thrusters:移動速度を4.73に増加、100/100、研究時間100s
- Lock Onの仕様変更
- ダメージは通常攻撃のダメージを使用する。アーマーを無視することはなくなる。
- 一発目のディレイがなくなり、発動中は通常攻撃のクールダウンが維持される。
- クールダウンが無くなる。
- キャスト射程:7→6に減少、最大射程:15→9に減少
- 複数のサイクロンがオートキャストで同じターゲットをLock Onできるようになる。
- Mag-Field Acceleratorのアップグレードを削除。
2024/3/27
- 攻撃のクールダウン:0.48s→0.58sに増加
- Lock Onのクールダウン:0s→2.86sに増加
- 武器にturret trackingが導入され、ダメージポイント:0.119→0.036に減少。
- 体力:110→130に増加。
- 移動速度アップグレード「Hurricane Thrusters」の名称:「Hurricane Engines」に変更(Cycloneにスラスターが無いため)
2024/11/25
- Cycloneを5.0.11時点(2024年9/27以前)に戻す。