Hellion
ユニット紹介
もっとも安価なテランの車両ユニット。製造にガスを消費しない。
スピードがとても速く範囲攻撃を持つが、耐久力が無く撃たれ弱い特徴がある。
射程5まで火炎放射する一直線の範囲攻撃を持つため、相手が一列に並んでいると攻撃が入りやすい。
出来れば狭くなったチョークポイントで攻撃出来れば理想的である。
攻撃の休止間隔が長めで走るスピードが速いと言う特徴があるため、移動→攻撃→移動のサイクルを繰り返すと良いだろう。
ワーカー刈りには素晴らしい性能を発揮するが攻撃力と耐久力があまり無いこともあり、
敵の戦闘ユニットと直接戦わなければならない場合は、そのままの状態だと分が悪いため、
Hellbatに変形して攻撃力と耐久力を上げてから戦った方が良いだろう。
武器が火炎放射器であるため、Armoredユニットや建物には攻撃がほとんど入らないので注意が必要である。
正直言ってあまり強いユニットではなく、ワーカーや初期の基本ユニットにしか歯が立たないので、
終盤になり敵のArmoredユニットが大量に出てくるようになると直接戦闘はかなり厳しくなってくる。
そのため、Lightユニットあるいはワーカー狩り専用に回すなど運用にはに気をつけよう。
アビリティ
Hellbatモードに変形。移動速度が遅くなり射程が減る代わりに体力、攻撃力が格段に増加する。変形モーションは中々カッコいい。
アップグレード
通称「青ヘリ研究」。Lightユニットへの威力が上がる。ハラス性能も上がりHellbatに変形しても役に立つので、Hellionを多く出すなら是非入れよう。
使い方
Vs. Terran
最序盤にReaperとともにマップコントロール・小競り合い用に使われるほか、メック構成ではミネラルだけで出せることもあり壁・ハラス・マップコントロール役として大量に用いられる。壁にしたい場合はHellbatに変形しよう。
Vs. Protoss
最序盤に複数体揃えて即侵入もしくはドロップを絡めてProbeを焼きに行くシーンがよく観られる。その後バイオ構成に進んでしまうと見かけることはないだろう。
メック構成はTvPではメジャーではないが、メックに行く場合はvT同様出していこう。
Vs. Zerg
Zerglingにめっぽう強いため、バイオ/メックどちらに行くにしろ、序盤はまとまった数を出していくことになる。
めっぽう強いと書いたものの、チョークポイントなどの有利な地形で待ち受けたり丁寧に引き撃ちしないと、あっという間に囲まれてしまい、互角程度の軍量でもあっさりと食われてしまう脆さがある。
特に、広がったCreepの奥までScanner Sweepも入れずに不用意に進むのは非常に危険な行為なので注意しよう。
メックに行く場合は試合を通じて出していこう。
ユニット設定
Hellionは軽量の四輪車体で構成された高速急襲用のユニットである。
Infernal Flame Throwerによって、そのサイズには不釣り合いなほどのダメージを特に敵歩兵ユニットに対して与えることができる。
加えて、その特筆すべき加速力が、戦場において臨機応変な戦術対応をこなすことを可能にしている。
Hellionドライバーの中には、反転し最大射程で攻撃するためだけにわざと敵を追い越すような者も存在する。
低コスト、並外れた敏捷性、破壊的な火力のおかげか、Hellionは傭兵会社の中では非常にポピュラーな存在となっている。
- Hellionのエンジンは様々な液体・圧縮燃料で動かすことができ、主にコスト面に優れるProtenolと呼ばれる燃料が用いられている。あるドライバーによれば、Scotty Bolger's Old No.8 Whiskeyでも動くらしいが…?
- タイヤは装甲化されており空気を使用しない、衝撃吸収に優れたものが使われている。元々レイダー集団が使っていたタイヤをドミニオン軍でも使用可能にしたもの。
- Infernal Flame Throwerはプラズマ燃料により稼働している。より信頼性の高い着火システムの開発で生まれたのがInfernal Pre-Igniterである。これによりどんな気候条件でも着火できるようになり、タバコを使ったりする必要が無くなった。
- 元々は装甲車だったが偵察用途に特化するため、軽装甲にしスビードと機動性を得、テラン最高の軽戦闘用車両が誕生した。
- Hellionは加圧キャビンを採用しており、座席には人工皮革のシート、防熱層にシートベルト、座席用の詰め物…人によってはサイコロのキーホルダー、ボブルヘッド、帰る場所を思い出すための写真…などが存在している。
パッチによる変更履歴
2019/11/26
- Infernal Pre-Igniterの研究コスト:150/150→100/100に減少。