Thor
Thor | |
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ユニット分類 | 地上ユニット |
ユニット属性 | Armored,Massive,Mechanical |
生産建物 | Factory |
必要な建物 | Tech Lab Armory |
コスト | 300200436 |
対地上攻撃 |
30(+3)x2 |
攻撃間隔(対地上) | 0.91 |
対地上DPS |
65.93(+6.59) |
対空攻撃 |
6(+1)x4(範囲0.5 Splash) (Explosive Payload)
25(+3) (High Impact Payload)
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攻撃間隔(対空) | 2.14(Explosive Payload) 0.91(High Impact Payload) |
対空DPS |
11.21(+1.87) (Explosive Payload)
27.47(+3.3) (High Impact Payload)
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射程 | 7(対地) 10(Explosive Payload) 11(High Impact Payload) |
耐久力 | 4001(+1) |
ホットキー | T |
移動速度 | 2.62 |
ユニット紹介
ロマンあふれるテランの巨大ロボットである。
強力な地上攻撃・対空攻撃を合わせ持つことに加えて、HPが400もあって耐久力も非常に高く、
地上の戦艦とも言える全種族の中で最も強い地上ユニットである。
しかしコストはかなり高い上に、製造にかかる時間も長くサプライは6も消費する。
トールハンマーと呼ばれる両腕にある対地攻撃専用の粒子砲は、一発ごとの威力が非常に高く、
敵Armoredユニットに対して尋常ではない破壊力を持つ。
しかし連射能力が低いため、油断すると安いユニットの大群に取り囲まれてあっさりやられてしまうので、
適切なサポートユニットが必要である。
肩にある対空砲には2種類のモードがあり、範囲ダメージの対空ミサイル(Explosive Payload)と単発で高火力の(High Impact Payload)を切替可能。
グラフィックに大きな変化があるが変わるのは対空のみであり、対地攻撃能力は両モードとも変わらない。
対空攻撃の一つであるExplosive Payloadモードは、DPSは低いが範囲ダメージとvs Lightボーナスがあるため、
MutaliskなどのLight Airの群れに対して非常に有効な選択肢になる。
パッチで少しダメージ範囲が減ったが、まだまだ十分に強力だろう。
単体ユニットに対して強力なダメージを望めるHigh Impact Payloadモードは、
射程が長いほかvs Massiveに大ダメージを与えられ、攻撃間隔も対地攻撃と同じ。
BattlecruiserやCarrier、Brood Lordなどのユニットをきっちりフォーカスできれば
地上軍で敵のレイトゲームエアユニットに対抗する際の有効な選択肢となるだろう。
対地対空の中~高テックユニット全般に高い対応能力を有するが、速度が遅い上に大きすぎて狭い場所で自由に動けないこともあり、
数で押してくる地上の最初期ユニット達に翻弄されやすいという欠点を持つ。
高いコストと長い生産ラインの占有時間を考えれば、安価な初期ユニットに刈り取られるのは面白くない。
自動修理モードのSCVやMULEを随伴させて修理しながら使ったり、しっかり露払い役を周りに伴って運用しよう。
もし10体を超える数のThorの機動部隊を作ることが出来れば、鬼神のごとく強力な戦力を手に入れる事が出来るだろう。
ちなみに、Medivacへの積み込みシーンは必見である。
アビリティ
Explosive Payloadモードに変形し、対空攻撃が範囲ダメージの破裂弾頭を持つジャベリンミサイルランチャーになる。
威力が分散するため一発のダメージ力はHigh Impact Payloadモードの250mm Punisher Cannonには劣るが、
範囲攻撃とvs Lightにボーナスがあるので、群れて飛ぶミュータリスクなどには非常に効果的。
相手にLight空軍が多い場合はこちらにしよう。
High Impact Payloadモードに変形し、対空攻撃が一発の威力が強力な250mm Punisher Cannonに切り替わる。
範囲ダメージが無くなるが、vs Massiveにボーナスがあるので、敵の巨大エアユニットが多い場合は事前にこちらに変形しておこう。
Brood Lordよりも射程が長く、パッチにより攻撃間隔が短くなりDPSも上がったのでかなり使いやすくなった。
アップグレード
変形時間が著しく減少する。Thorにとっては、それほど重要なアップグレードではないかもしれない。
使い方
Vs. Terran
メック構成時に敵にエアーユニットを先行された場合、地対空ユニットとして用いる。かならずHigh Impact Payloadモードに変形しよう。
また、最序盤にFactory,Starportとプロキシして、敵陣地に即ドロップするようなチーズも存在する。
Vs. Protoss
バイオ構成が主流のためほとんど見られないが、メック構成に行く場合には対地・対空で活躍してくれるだろう。
Vs. Zerg
メック構成時の地対空要員として用いられる。Massive相手にボーナスダメージがあるほか射程も長いので、Brood Lordを相手にする場合は必須と言っていいだろう。
もちろん地上攻撃も強力なので、敵にエアユニットがいなくなっても腐らないのが嬉しい。
ユニット設定
Thorプロジェクトはその始まりから謎に包まれていた。Umojan Protectorateのエージェントはドミニオンの脅威的な新型兵器の調査をした最初の人間だった。
この調査で撮影された写真には背部に戦艦に搭載されているような巨大な砲台を装備した二足歩行兵器が写っていた。
人々を最も驚かせたのはこの「化物」は通常のFactoryによりゼロから急速に生産されるということだった。
- 装甲はneosteelとセラミックの合金で出来ており、炸裂徹甲弾やエナジーウエポンによる熱線攻撃にも耐えられるように前代未聞の強装甲となっている。
- 背部に搭載しているのはPunisher Cannonという対空高ダメージの武器で、以前は単体高火力の250mm Strike Cannonを装備していた。High Impact Payloadモード時にはこの肩のPunisher Cannonが活躍する。
- Thorのコクピットは加圧式のSteelglassキャノピーとneosteelセラミック合金装甲で出来ており、シートは慣性吸収材と6点ハーネスでパイロットを守る。複数のスクリーンとゲージに機体情報が表示されており、メインモニタにはCGによる地形情報が写っている。
- キャノピーの左右にはJavelin Launcherを装備している。それぞれ4列の破裂弾頭を発射し、軽装甲の空中ユニットに効果的である。ミサイルが小さいため、多くの弾頭を搭載可能だ。Explosive Payloadモードにおいてはこちらが使われる。
パッチによる変更履歴
- 5/23 従来のThorはExplosive Payloadモードとなり、新たにHigh Impact Payloadモードが追加。
このモードでは対空攻撃が射程10 単体攻撃 威力35(+15 vs Armored) 攻撃間隔2.14秒の250mm Punisher Cannonとなる。 11/22
- 対空攻撃「Javelin Missile Launchers」の攻撃範囲が0.5から0.6に増加しました。
- High Impact Payloadモードにおいても、対空攻撃が対地攻撃に優先するようになりました。
2017/5/23
- 基礎アーマーが1→2に増加。
- モード変形にかかる時間が2.5s→1.79sに減少。
2018/11/21
- 250mm Punisher Cannon(High Impact Payload時の武器)の攻撃速度:2.14→1.71に減少。
- 250mm Punisher Cannonのダメージ:35(+15 vs Armored)→40(+15 vs Massive)に変更。(動画はこちら)
- Javelin Missile Launchers(Explosive Payload時の武器)のAOE範囲:0.6→0.5に変更。
- 基礎アーマー:2→1に減少。
2019/1/22
2019/11/26