Hydralisk
Hydralisk | |
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ユニット分類 | 地上ユニット |
ユニット属性 | Light-Biological |
生産建物 | Larva |
必要な建物 | Hydralisk Den |
コスト | 10050242 |
対地上攻撃 |
12(+1) |
攻撃間隔(対地上) | 0.59 |
対地上DPS |
20.34 (+1.69) |
対空攻撃 |
12(+1) |
攻撃間隔(対空) | 0.59 |
対空DPS |
20.34 (+1.69) |
射程 | 5(+1) |
耐久力 | 900(+1) |
ホットキー | H |
移動速度 | 3.15(+0.94 on Creep)
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ユニット紹介
射程の長いザーグの弓兵ユニットである。射程が長いとはいえ射程アップグレード後に
やっとStalkerやMarauderと同じになる程度の射程距離ではあるがRoachよりは長くなる。
口から矢のような物を高速で発射し、直接攻撃する時は爪を使って攻撃し、
DPSも高くRoachの約2倍程度あるため強力な攻撃力を持ち、
対地・対空ともに攻撃可能で、小回りも効きクリープ上では移動速度も良好である。
しかし、Light属性でHPは90と言う極めて低い耐久力のため非常に撃たれ弱く範囲攻撃にも弱いため、Hydraliskだけで戦線を支えるのは厳しい。
そのため耐久力のあるユニットを壁として前衛に展開して、後方から攻撃をさせるのがベストと言えるだろう。
ちなみに、揃えやすくて装甲の硬いRoachはアップグレードを共有する上に、Hydraliskの方が射程が長いため、
アタックムーブすると自然に前衛にRoach・後衛にHydraliskと言う理想的な配置になり、
対地対空ともに攻撃可能で汎用性が高いため、ザーグの地上部隊を作る上では定番の組み合わせとなっている。
また、いくつかのプロの試合でも見られるが、
あえてHydraliskを大量生産して数で圧倒し、高DPSと長射程に特化した軍構成にしてもかなり強い。
出来るだけ数多く出せば個々のダメージは分散出来るため、打たれ弱くても意外と持つためだ。
しかし、範囲攻撃で一網打尽にならないようにしっかりマイクロ操作が必要である。
特に待ち構えている多数のSiege Tankとの相手は非常に分が悪いので、
相手がSiege Modeを解除して移動を開始するまで一時撤退を考えた方が良いだろう。
HPの減ったHydraliskはLurkerへの変異元としての役目もあるため、死なせないように大事に使ってあげよう。
パッチにより、オフクリープでの移動速度が上がり、ダメージポイント(攻撃を終えるまでの時間。短いと攻撃と攻撃の間に移動しやすくなる)が減少した。キビキビ動くので、しっかりマイクロしてあげよう。
さらに新スキルLungeも実装された。一瞬だけ移動スピードがバク上がりするので、Psionic Stormを避ける時や追撃時などに使ってみよう。
アビリティ
新しく実装された移動スキル。移動スピード100%アップ!そのかわり0.71秒だけ、というもの。
移動速度アップスキルというよりは、短距離ブリンクスキルのような使い勝手になる。
とっさに移動したい時、例えばPsionic Stormを避ける時などに使ってみよう。
変異にはLurker Denが必要。詳細はLurkerに。
アップグレード
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移動速度が25%アップする、以前はこの研究だけで射程も増加していたがパッチによって2つにわかれた。
この研究がなかったWoL時代は足が遅くて使い物にならないユニット扱いされていたことを考えると超重要研究といえるだろう。
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射程増加の研究。最終的には必ず入れたいが、移動速度アップとどちらが先が良いかは状況に応じて判断しよう。
ちなみに↑2つの研究はHotS時代は別でLotv開始時に統合され、1回目の大規模バランス変更でまた別になるもすぐ再び統合され、今回また分かれた。
くっついたり離れたりの2人の運命はいかに・・・
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Lungeスキルを使えるようにするための研究。Hiveが必要なので少し遠いが、余裕があればしっかり入れてあげよう。
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使い方
Vs. Terran
Vs. Protoss
Vs. Zerg
ユニット設定
初代Overmindの手によって、芋虫状の草食動物Slothienの胎児は悪夢に出てくるような殺傷兵器Hydraliskへと歪められてしまった。
装甲さえ貫く無数の棘をHydraliskは甲皮の内側に蓄えており、地上および空中から迫る敵に対して発射することが出来る。
Hydraliskの驚異的な筋組織(4000もの筋肉、Terranは629)は棘を恐るべき速度で射出し、射程限界からでさえ2cmのネオスチールの板をたやすく貫くことができる。
いかなる状況でも、Hydraliskの大群に接近する際には最大限の注意が必要であり、可能ならばSiege Tankの支援が望まれる。
- ノコギリ状の下顎
- 最近の研究によると、草食のSlothienの巨大な下顎は強制進化の対象となりその力を増加させた。その噛む力は5000pond/inch²と推測され、Hydraliskの顎は肉や骨、ネオスチールでさえ簡単に切り裂くことができる。
- 鋭いトゲ
- 捕食者から身を守るためにかつて芋虫状のSlothienは麻痺毒を含んだ細い針に覆われていた。Slothienが同化された結果、もともと防御用であったこの特性は、極めて毒性が高く装甲を貫くほどの棘へと発達した。攻撃準備が整うと、Hydraliskの強靭な筋肉は収縮し、体から生じた強力な棘を一斉に射出する。
- 爪
- Slothienの比較的柔らかい肋骨から発達し、遺伝子操作によって強固にされた3本の鎌状の爪は接近戦において恐るべき武器となる。
- 骨からなる高密度の刃は高速で収縮する横紋筋に取り付けられ、少しの動きで強力な一撃を繰り出せる。その威力は狭く動きが制限された空間でも致命的なものとなる。
- 異常発達した代謝
- Hydraliskは恐れ知らずの生体兵器である。彼らの内分泌と副腎の機能は兵器にするために改変され、戦闘に常時対応できるように化学物質が血中へと送られている。
- 変異したHydraliskの一部は発達した内分泌系に負荷をかけることができ、攻撃性と獰猛さを大幅に増幅させているようだ。
出典 http://us.battle.net/sc2/en/game/unit/hydralisk
セリフ集
パッチによる変更履歴
2016/11/22
- 「Evolve Muscular Augments」(移動速度アップ+射程増加研究)が2つの研究に分かれるようになります。
- Hydraliskはクリープ上で他ザーグユニットと同様に移動速度が増加するようになります。移動速度アップ後も同様です。
2016/12/08
- 「Evlove Grooved Spine」(射程+2アップ研究)が削除され、「Muscular Augments」(移動速度アップ研究)に射程+1アップ効果が追加された。
2017/3/7
- HPが80→90に増加
2018/1/29
- Muscular Augments(移動速度アップ+射程アップ研究)アップグレードを以下の2つのアップグレードに分離する。
2018/11/21
- アンバロウ速度:0.71秒→0.36秒に減少。
- アンバロウのランダムな遅延:0.36秒→0.08秒に減少。
- 攻撃間隔:0.54→0.59に増加。
2023/1/24 {UpgradeWithImage|Muscular Augments}}のオフクリープにおけるスピードボーナス:0.79→0.98に増加。
- ダメージポイント(攻撃を終えるまでの時間。短いと攻撃と攻撃の間に移動しやすくなる):0.15→0.1に減少。
2023/9/28
- Muscular Augments(移動速度アップ研究)の研究時間:71s→64sに減少
- Grooved Spines(射程アップ研究)のコストと研究時間:100/100&71s→75/75&50s
2024/11/25
- Muscular Augments研究完了時のオンクリープでのスピードボーナス:1.03→0.74に減少。
- 新研究:Nanomuscular Swell を追加。Hydralisk Denで研究、コストは100/100、研究時間は64秒。Lungeアビリティを使用可能にする。
- 新スキルLungeは10秒のクールダウンを持つアクティブアビリティで、地点を指定して使用するとHydraliskの移動速度が0.71秒の間100%増加する。