Siege Tank
Siege Tank | |
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ユニット分類 | 地上ユニット |
ユニット属性 | Armored,Mechanical |
生産建物 | Factory |
必要な建物 | Tech Lab |
コスト | 150125323 |
対地上攻撃 |
15(+2) (Tank Mode)
40(+3)(Splash) (Siege Mode)
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攻撃間隔(対地上) | 0.74 (Tank Mode) 2.14 (Siege Mode) |
対地上DPS |
20.27(+2.70) (Tank Mode)
18.69(+1.39) (Seige Mode)
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対空攻撃 |
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射程 | 7 (Tank Mode) 13 (Siege Mode) |
耐久力 | 1751(+1) |
ホットキー | S |
移動速度 | 3.15 (Tank Mode) 0.00 (Siege Mode) |
使い方
テランの戦車ユニットで、通常戦車のTank Modeと固定砲台のSiege Modeの2つのモードを持つ。
テランの強さはこのユニットがあるおかげと言っても過言ではないかもしれない。
その強さはSiege Tankが多数待ち構えている場所には、どんな地上軍でも踏み入ることが出来ないほどで、
Siege Tankを量産して崖上に配置するのは、テランでは基本中の基本となっている。
Siege Modeの砲撃は射程が非常に長い上に、威力も大変強力である。
さらに着弾地点周辺にスプラッシュダメージがあり、全ダメージ、50%ダメージ、25%ダメージが
それぞれ着弾地点からの距離に応じて入ることになる。
丘上に配置して基地の防御に使ったり、低HPユニットをまとめて処理したり、ゾーニングしながら攻めるのに使われる。
スプラッシュダメージには自軍攻撃(friendly fire)判定があるため、味方の位置取りにも気をつけよう。
Siege Modeの時は直接攻撃の距離まで近づかれたら攻撃が出来なくなり、一方的にやられるので注意が必要。
また、変形中の3秒間は攻撃も移動も出来ず完全に無防備になるので、特に逃げる時には気をつける必要がある。
移動時の通常形態であるTank Modeは一発ごとの攻撃間隔が短いため、実は単体への攻撃力がSiege Modeより高い。
敵ユニットがまとまっていない場合や、移動しながら一気に押し込みたい時はこちらを選択しよう。
Siege ModeのままMedivacに載せることは出来ない。
アビリティ
Siege Tankの最大の見せ場である固定砲台モードに変形する。
このモード中は移動が出来ないが、射程13は地上ユニットの中では最長を誇り、
攻撃力も非常に強力でvs Armoredユニットに対しては尋常ではないダメージを与えることが出来る。
スプラッシュダメージは3段階あり、全ダメージ、50%ダメージ、25%ダメージがそれぞれ着弾地点からの距離に応じて入ることになる。
右クリックで移動場所を指定してShift+Eを押しておくと、指定場所に移動したあとSiege Modeに自動的に変形させることが出来る。
砲撃のグラフィックや音は地味だが、実はこっちのモードのほうが単体へのDPSは高く、かなりの破壊力がある。
膠着を崩すために押し込む時や、遭遇戦に警戒したい時等、有効な場面は多い。状況に応じて使い分けよう。
アップグレード
無し。
全般
Vs. Terran
MarineSiege TankMedivacのマリタン構成はもちろん、vsメックのバイオタンク構成や、メック構成、どの構成でも用いられるTvTの核となるユニット。
vTに限らないが、いかにいい位置にシージするかが重要となる。先にいい位置にシージしてしまえば相手はプッシュを返すのに大きな犠牲を払う必要が出てくるため、有利なトレードが期待できる。
Vs. Protoss
序盤にMarine、バンカー建築用のSCVとともにプッシュするような形でよく用いられるほか、Armoredユニットにも強いため、バイオ構成でMMMに加える形で用いられるケースも多い。
Vs. Zerg
バイオ構成で範囲ダメージ要員として用いられるケースもあるが、中盤以降クリープが伸び相手ユニット数が増えてくると有用度が下がり、Widow Mineが用いられることのほうが多いかもしれない。
メック構成ではHellbatやThorらとともに用いられる。
Viperが出てきたあとは、Blinding Cloudを食らうとただの置物になってしまうため、複数のSiege Tankを固めて配置するのはできるだけ避けよう。
使い方の一例↓
- Marine&tank
序盤はMarineやHellionで防衛、ハラスをしつつStimpackの研究を入れたら、ひたすらtankとMarineを大量に生産していく。
4-5体のtankが出来たらまずは、敵zergの3rd後方(シージしても射程が全く届かないくらい)に進軍しtankをシージして構えよう、可能限り進軍を悟られないことが望ましい。
ここからは、敵zergのクリープを除去しつつtank、Marineを前線へと送り込みつつ3rdを圧迫していく。
ここでの目的は、tankの射程の中でMarineを動かしてzergを挑発し、その軍を削り取ることにある。
決して3rdを破壊し、すぐに決着を決めるためのものではない。よって、前線を維持しつつも、こちらは3rdを確保し、自陣資源地もランバイやドロップに対する最低限の防衛を備えておきたい。
無理をせず、牛歩の歩みで良いので着実に自軍と資源地に損失を出さず、zergのクリープと軍を十分に削り取った後、3rdを破壊して圧殺してやろう。
ユニット設定
Crucioはドミニオンに広く普及した-しかしもうずいぶん古くなった-Arclite型Siege Tankの後継機だ。
元々防衛用の砲台として設計されたArcliteは移動可能なTank Modeと移動不可だが長射程のSiege Modeが利用可能だった。このモデル固有の柔軟性は大きな成功を収めた。
新しいCrucioは砲塔と車体を大型化・強靭化することによる耐久性の向上を目的として設計されている。
また砲塔の設計はTank Modeにおける改良型の兵装システムも特徴としており、Crucioは開けた戦場でも自らをより上手く守れるようになった。
Crucioは旧型機よりも高価になってしまったが、多能性の向上は追加コストを正当化するに十分だと言えるだろう。
- ハッチ内は非常に暑く不快であるためエアコンプレッサーが装備されているが、エンジンに負荷がかかってしまうため、暑さと引き換えに機体のパフォーマンスを優先する乗組員も存在する。
- 機体の安定性のためneo-steelプレート製のキャタピラが4列設置されている。キャタピラが破損すると速乾性のジェルが排出され、破損部分を補修することで作戦行動を継続することができる。
- Tank Mode時は2連の90mmプラズマキャノン、Siege Mode時は180mmショックキャノンで攻撃する。180mmショックキャノンはSmart Shellという砲弾を発射でき、フレンドリーファイアによる犠牲者を75%削減する。
- 地面にSiegeする時は収納可能な「爪」のようなものによって、金属や舗装面にSiegeする時は小さな穴からゴムのような物質を分泌することで車体を固定している。
パッチ変更履歴
11/22
- 体力が160から175に増加しました。
- Siege Mode中のダメージが35(+15 vs Armored)から40(+30 vs Armored)に増加しました。
- Siege Mode中のSiege TankをMedivacに載せることが出来なくなりました。
- 攻撃間隔が2秒から2.14秒に増加しました。