17/3/30 Community Feedback Updateが更新されました。

提供: StarCraft II: Legacy of the Void 日本語Wiki
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Summary

詳細

今回のCFUは具体的な調整案こそありませんが、今後調整していきたい事項がいくつか述べられています。

Thor

大規模バランス変更以降メック構成は開発側が意図したようにはあまり使われておらず、またThorについてはコミュニティからも変更の要望が多くあるようです。
現状高レベル帯ではThorはほとんど使われないため、何らかの強化を検討しているとのこと。
現状のThorの大きな役割は敵の飛行ユニットに対するゾーニングなので、ユニットの特性を明確にするために、その部分を強化することを考えているようです。
メック構成はどうしても対空が弱くなりがちなので、Thorに対空を任せられればVikingを出さなくて良くなるかもしれませんね。
個人的には対地を強化しても面白いと思うのですが…

Raven

Lotv初期はほとんど使われていなかったRavenですが、Auto-Turret強化以降はハラスに使われる場面が多く見られるようになりました。
ただ現状テランは既にハラスツールを多く持っているため、この流れを抑えるため、Auto-Turretの変更を考えているようです。
具体的には攻撃力を少し落とし、ワーカーキルに3発かかるようにしつつ、時間をもう少し伸ばしたいとのこと。
これにより、タレットをキルするか逃げるかの選択肢も生まれるのではないか、と考えているようです。(現状はほぼ逃げ一択)

PvPについて

EUシーンのPvPにおいてはスカイトス構成が猛威を奮っているようで、プレーヤーはサードを取り、Void RayDisruptorで篭もりつつ、
Carrier等のレイトゲームユニットを出していく形が多いとのこと。これを咎めようにもVoid RayStalkerに強いこともありなかなか難しく、
結局似たようなスカイトス構成を取らないといけないという問題があるようです。
これを改善するためにVoid Rayの通常攻撃の vs Armored能力を減らしてPrismatic Alignment使用時のvs Armoredを少し強くすることで、
スキルがクールダウン時にStalkerで攻撃しやすくしつつ、Tempestがキャピタルシップ(Carrier,Battlecruiserなど)にもっと強くなるように
することも考えているとのことです。
韓国シーンのほうが見る機会が多いのでこういう問題があるとは知りませんでしたが、タートル vs タートルのゲームは退屈になりがちなので、いい方向かもしれませんね。

PvZについて

PvZのP側の序盤のビルドはほぼ凝り固まっており、Adept/Warp PrismでスタートしてDark TemplarからArchonドロップに繋ぐものばかりだと
開発チームは見ており(個人的には、これを両方やる形はあまり見ないと思うのですが、この2つに限られているというのは同意です)
バランス的には問題はないものの、ビルドの多様性を増すために何らかの調整を入れたいと考えているようです。
初期案としてはAdeptPsionic Transfer.pngPsionic Transferの有効性を何らかの形で下げるか、
Warp Prismのワープフィールドをスローワープイン(Warp GateNexusが近くに無いときのワープイン)しか出来ないようにし、
アップグレードで早いワープインが出来るようにする、というもの。これに関しては今後活発に議論が行われていきそうです。
vZ序盤のAdeptの有効性は確かにかなり大きいとは思いますが、ただこれをnerfするだけではプロトスの序盤のプレッシャーの種類がただ減ってしまうだけになるので、
何らかの埋め合わせは必要になってくるのではないかと思います。