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Tempestについて

テストマップで新スキル「Disruption Sphere」が実験中のTempestですが、再びスキルの変更が検討されているようです。
Disruption SphereはもともとメックやLurkerなどに対してのゾーニングを目的としたスキルでしたが、(色んな人が心配した通り)ワーカーハラスに使われてしまっています。
プロトスには既に十分なワーカーハラスの選択肢があるため、もっとゾーニングにフォーカスしたスキルを導入することを考えているとのこと。詳細は以下のようなものです。

  • 「5秒のキャストタイムの後指定地点に電撃を放ち、周囲のユニットを10秒間スタンさせる」

このスキルであれば実際のゾーニング能力はまだ分かりませんが、ワーカーハラスに使われることは無さそうですね。実装のタイミングはまだ未定のようです。

その他の変更

来週の早いタイミングで実装したい変更がいくつかあるようです。

大きなダメージbuffをもらったSiege Tankですが、さすがに少し強力すぎるのではないかという声が大きいようです。
開発側としてはダメージを下げるのではなく、攻撃速度を2.8s~3sくらいにすることを考えているとのこと(Liveバージョンは2.0s)

コストの大幅な減少とSwoop(Flying Locustが対象に飛びつくスキル)距離の増加が入ったSwarm Hostですが、これがなんと強すぎるのではないかという声があるようです。
これに対してはLocustの攻撃のダメージ減少で対応したいとのこと。しかしSwarm Hostがついに強くなったというのは以外ですね。

Cycloneについて

大幅なデザイン変更が入りまったく別物になったCycloneがテストマップではテスト中ですが、これをLiveバージョンに戻す可能性が示唆されています。
もともとCycloneの使用率はプロシーン等でも低く、序盤のディフェンスユニットとしてしか活躍の場所が無かった時期が長く続きました。
それもあってメック序盤の強力かつ足の早いユニットとしてのCycloneの大規模デザイン変更案が出てきたのだと思われます。
しかしLock-Onのバグ修正やコスト減少の後、構成のコアユニットとしてマッチアップを問わず使われるシーンが見られるようになりました。
最近でもINnoVation選手などがvZ,vT,vP全てのマッチアップでCycloneをメインユニットとして使うシーンがプロリーグでありましたね。
そのあたりも踏まえて「LiveバージョンのCycloneのほうが良い」というフィードバックが多くなってきているものと思われます。
現状開発側はどちらが良いのかまだしっかりと分析をした上で決めたいという立場のようですが、個人的にはLiveバージョンに戻すのは大賛成です。
新しいCycloneはDPSも高く確かに強いのですが、マイクロの余地もなくあまり面白みの無いユニットになってしまったと考えています。
ヘリオンサイクロンを使いながらもう使えなくなるのかとがっかりしていたので、思ってもないニュースになりました。

もちろん最終的にどうなるかはこの後コミュニティでも議論されていくと思いますが、Liveバージョンのものに戻ることを期待してしまいます。