War Chest:Blizzcon2019が開始されました。
目次
Summary
- https://starcraft2.com/en-us/news/23082786
- ついにBlizzcon2019へのWar Chestが実装されました!
- Blizzconに向けて皆さんもぜひ購入しましょう!
詳細
War Chest: BlizzCon 2019
日本時間8/16に、新しいWar Chest「War Chest: BlizzCon 2019」が実装されました!
タイトルの通り、年末のBlizzconに向けてのWar Chestになります。
これが5回めのWar Chestになりますが、War Chestってなんやという方のためにもう一度War Chestについて説明しておきます。
War Chestとは
※以下の内容には前回のものも含まれます。おそらく同じだと思われますが、異なった場合は修正します。
- War Chestはシーズンイベントで、購入後ゲームをプレーすることでスキンやスプレーなどの様々なアイテムをアンロック出来るようになる。
- TwitchとBattle.netアカウントをリンクさせ、拡張機能をインストールすれば、配信の視聴でもアイテムをアンロック出来る(後述)
- War Chestは各種族ごと(\1,220)もしくは全種族バンドル(\3,050)で購入できる。
- War Chest購入後ラダーやCo-opミッション、あるいはTwitchで配信を視聴することで経験値が得られ、一定数貯まると少しずつアイテムがアンロックされていく。(下図参照、画像は2017のもの)複数種族購入している場合でも経験値は共通。
- War Chestは3つのフェーズに分けられ、フェーズ1~3はそれぞれ決まった日時にアンロックされる。フェーズ2がアンロックされるまではフェーズ1のアイテムしかアンロック出来ない。フェーズ2が開始されてもフェーズ1のアイテムをアンロックすることは可能。
- War Chestはアイテムアンロックに期限があり、期限をすぎるとたとえWar Chestを購入していてもアイテムをアンロック出来なくなる。
- 購入金額の25%はターゲットとなるE-sportsイベントの賞金及びWCSイベントの運営に当てられる。
・・・・というのがWar Chestの概要です。
簡単に言うとスキンやアイテムをまとめて安価でアンロックできるけどそのためには購入後ゲームをプレーもしくは配信を視聴しなければならない、
購入金額の一部はE-sportsイベントの賞金になる、という感じです。
基本的には2,3日に1回First win of the dayボーナスを取得する程度で問題なく全てアンロックできるので、そこまで根を詰めてやらなくてもOKです。
ちなみに、ラダー(対人戦)である必要もなく、カスタムゲーム等で適当な強さに設定したAIを練習がてら(できればマクロ展開にさせて)ボコすだけでもガンガン溜まります。
Twitchを視聴してアンロック!
2019年のWar ChestからTwitchでStarCraft2の配信を視聴することでも経験値を稼ぐことができるようになりました!経験値をTwitch視聴で稼ぐには以下の条件が必要です。
- 視聴者がTwitchアカウントとBattle.netアカウントをリンクさせている。
- 配信者がTwitchアカウントとBattle.netアカウントをリンクさせており、かつWar Chest拡張機能をインストールしている。
- 視聴者がWar Chest拡張機能をインストールしている配信者の配信画面上にある「StarCraft2 War Chest」ボタンからアクセスを許可する。
※赤丸部分をクリックし、アクセスを許可します。すると今「EXTENSION NEEDS YOUR PERMISSION」と書いてあるところが変化し、「Claim XP」ボタンが出てきます。
- 画面に出てきた拡張機能の「Claim XP」をクリックして拡張機能をアクティブにする。
ちょっと複雑ですが、プレーするのはちょっとしんどいけどアンロックはしたい!という人にはぜひおすすめです。
拡張機能をインストールしている配信者は、画面に上記のボタン類が出てくるので一目瞭然です。
みんな買おう!
正直高いしスキンも興味ない or 気に食わない・・・という人もいるかと思いますが、このWar ChestはF2P化したStarCraft2の数少ない重要な収入源となっています。
War Chestの売上によって今後のStarCraft2およびそのEスポーツシーンの未来が変わってくるといっても決して言い過ぎではありません。
お金に余裕がある方はお布施の意味も込めて、ぜひ購入してみてください!
War Chest: BlizzCon 2019の詳細
今回のWar Chestは以下のような内容になっています。
- 購入時に新規のローディングスクリーンバナー、ポートレートを入手。
- 3種族で80を超えるスキンやポートレート、エモーティコンなどをアンロック可能。
- 各フェイズごとにStetmanをテーマにしたコミックが読めるようになる。
- War Chestの期間中(12/5まで)ずっと50%のCo-op経験値ボーナス
- アンロックされていない場合、1vs1 Rankedモードを即時にプレー出来るようになる
- さらにコンプリートバンドル購入の場合以下を獲得。
- スロットマシーンをテーマにしたランダム用のローディングスクリーンバナー
- ハースストーンのクラシックパック1つ、Heroes of the stormのレアルートチェスト1つ、Diablo3のTal'Darim Probeペット(未入手の場合)
今回も各種族ごとにテーマが定められ、それに沿ったスキンが入手可能です。
各種族ごとにアンロック可能なアイテムを以下で紹介します。
バックグラウンドストーリー
今回のWar ChestスキンセットにはBattle of Tyrador IXという戦闘にまつわるストーリーがあります。
太古のプロトスIhan-riiは、後にTyrador Ⅸと呼ばれる惑星を故郷としていましたがある時それを放棄し、Koprulu Sectorの辺境でコールドスリープに入りました。
長い時が経ち、ある時ご存知Zeratulによる遭難信号により彼らは目覚めます。それを追跡することはできませんでしたが、彼らは故郷であるTyrador Ⅸに帰るために出発しました。
帰ってみるとそこにはテラン人類が暮らしており、秘密組織Cerberus Programによって作られたCerberus Zergの侵攻を受けていました。
Tyrador Ⅸを守る部隊、Knights of TyradorのRavenはやってくるIhan-riiプロトス艦隊を察知。Knights of TyradorはこのIhan-riiプロトスに援護を求めます。
こうして3種族を巻き込んだBattle of TyradorⅨが始まるのです・・・
プロトス:Ihan-rii
プロトスは「Ihan-rii」がテーマ。絵を見ると紫が目立ちますが、ゲーム内スキンプレビューだと青が基調なので、ここの色は変更可能なようです。
長くコールドスリープしており、Zeratulの信号により目覚めた太古のプロトスがIhan-rii。
これまでのプロトスと異なり、金属というよりは石に近い質感で、落ち着いたクールな色使いのスキンセットに仕上がっています。
「Ihan-rii」とは彼らの言葉で「Xel'Naga」の意。彼らは自分たちこそがXel'Nagaの末裔と信じているようです。
フェイズ2で入手可能な天秤のスプレーがなんというか意味深ですね。プロトスに負けた後にこれを撒かれたら一瞬で怒りのボルテージが上がりそうです。
テラン:Tyrador
テランは「Tyrador」がテーマ。リゾート地として有名なTyrador星系を守る「Knights of Tyrador」という軍が元ネタ。
普段はリゾート地にやってくる観光客の警護などを行っている部隊ですが、Cerberus Zergの襲撃に遭ってしまいます。
やはり派手なリゾート地の部隊だからか、他のテランスキンよりツヤツヤテカテカしていて目立ちます。
写真でもわかりますが多くのユニットが青いブースターを背負っており、動くと青い軌跡がついてきてかなりかっこよく仕上がっています。Ghostの髪の色すら青色です。
Knights of Tyradorについてはこちら→https://starcraft.fandom.com/wiki/Knights_of_Tyrador
ザーグ:Cerberus
ザーグは「Cerberus」がテーマ。
前回いわゆる「メカ・ザーグ」スキンが登場しましたが、今回はテランによって作られたメカ+バイオのハイブリッドザーグとなっています。メカキングギドラみたいでカッコいいですね。
テランの秘密組織「Cerberus Program」がザーグユニットの神経系を機械に置き換え、リモートコントロールを可能にしたザーグという設定です。
Ultraliskは相変わらずカッコよく、牙はチタン合金製になっており攻撃力も増加します(嘘)
Banelingは爆発しちゃうのでもったいないような気もしますね。
新要素:無料アイテムアンロック
これまでのWar Chestはあくまで購入者のためのものでしたが、今回初めて購入していない人も無料アイテムをアンロックできるようになりました。
War Chestの経験値パスとは別に、無料アイテムアンロックの経験値パスが設けられ、いくつかのスキンやポートレート、エモーティコンがアンロックできます。
スキンはBrood Warユニットをテーマとしてものになっており、昔からのファンには嬉しい仕様ですね。