2base Anti"Hellion open" Nydus Swarm Host
概要
早めのヘリオンに序盤を荒らされまくって、立ち上がりはボロボロ、ようやく立て直した頃にはマリタンやらメック編成にマウントを取られてじり貧…。
そんな憂鬱な流れを完全に拒絶し、振り回される側から振り回す側に回りたいあなたに。
対メックに大きく有利、対バイオでも立ち回り次第で全然勝てる。
ビルドオーダー
- 14 初期Overlordを「敵のセカンド入り口(かその付近)にある、地上ユニット不可視ポイント」へ送る
- 17 Spawning Pool
- 17 Hatchery
- 17 Extractor(1)
- 18 ling x1→Reaperに捕捉されないルートで敵セカンドの建築を妨害へ
- 出来れば、このlingで敵のファーストアドオンに何がついているか確認する
- 19 Queen
- 21 Overlord→敵のファースト付近のエアースポットへ移動開始
- 21 ling x1→こちらはワーカーの護衛に
@100gas Metabolic Boost
- 23 Queen
- 25 Evolution Chamber(セカンド前、クリープが最も伸びている縁に)
@150gas Ground Carapace Level1(Chamber完成後すぐに)
- セカンドではQueenを生産し続ける
- lingは8体程度に留め、Droneの生産を優先する
- どこかでHellionを視認した場合、即座にセカンド前をSpine x2、Chamber x2、Queenで固める
- 32 Overlord x2→1体は初弾popの視界取りの予備要員として、敵のファーストに近しい方のマップの端へ移動させておく
- 41 Extractor(2)&(3)
- 47 Extractor(4)
- 47 Overlord x3
- 2base44体のDroneの稼働を目指す(必須)
@100gas Lair(3:20前後には変異開始してるように)
- 56 Overlord x3
- 3:30まで敵のHellionを確認できない場合、必ず敵ファーストへOverlordを突撃偵察させ、敵のファーストアドオンがファクトリーであることを確認する
- 確認した場合、即座にセカンド前をSpine x2、Chamber x2、Queenで固める
- Hellionのランバイをガードしつつ、無理のない程度でCreepは伸ばす(あくまで囮、陽動として)
- Hellbatドロップにも注意!ミニマップの監視にも可能な限り意識を割くように。
@100gas Missile Attacks Level1
@150gas Infestation Pit(Lair完成後すぐに)
@100gas Pneumatized Carapase(オバロ足アップ、Nydus建設前に必ず入れよう)
@50gas Overseer
- Hellionが7体以上の場合、セカンド前に3本目のSpine建設開始
- 60 Swarm Host x8
- 敵の本格的なプッシュが来るなら、惜しみなくこのSwarm Hostも防衛に投入する。
@200gas Nydus Network
- 84 Overlord x4
- 84 Hatchery(マクロハッチ、ファースト内に建てるように)
- 以後、3hatからQueenの生産とSwarm Hostの生産を絶やさない
- Overlordの生産も絶やさないように
- Queen x5を先にNydusに格納するように
@100gas 7:30までに敵ファーストの隅にNydus Worm
- もちろん敵の視界が無いほうが好ましいが、初弾はデポットで視認されてるくらいなら構わずファースト隅に突っ込む
@50gas Overseer(視界取りしたOverlordを変異させる。対クロークバンシー、余裕があればChangelingを紛れ込ませておこう)
- 敵がバイオシフトしているなら、ドゥームドロップや正面カウンターを警戒して、自陣に防衛施設を増やしておこう。
- 100 Hatchery(ようやく3rd拡張、余裕があればでよい)
- 110 Spire(念のため、MutaliskでもCorruptorでも状況に合わせて)
実行のコツ
- VikingによるOverlord駆除にめげず、確実に1stWorm着弾用の視界を取ろう。
おもいっきりマップの端の辺を添わせるように派遣する。
Nydus建設開始してから派遣を開始する、などすればだいたいいけるはず。
ファースト内の施設を破壊できても安心せず、セカンド前やサード付近の状態も確認し、
再建が始まっているようなら、そこへもNydusをpopさせSwarmHostを向かわせ、確実に復活を阻止すること。
- 相手の抵抗が激しい場合、無理せずにWorm内に撤退し、後続と合わせて敵の視界のない場所から次々とwormを展開して、Locustを押し付けること。
(再建でない、新規方面のWormを)焦って敵の視界のある場所にpopするのは自殺行為なので絶対にやめよう、
視界のない場所からWormのpop声を聞かせてやった時の相手のうろたえようをリプレイで確認すればその重要性が解るはずだ。
例)1st→1st坂下→3rd(2nd裏)→1st→ (敵の本隊からのアクセスが遠く、手薄な内政地に近しい場所であればどこでもよい)
- popしたWormが破壊されそう(された)な場合も慌てずに、すぐさまWormの再popを開始し、揚陸した部隊が取り残され、殲滅されるのを防ごう。
揚陸した部隊の後方にはWormが控えている状態を維持しよう。
- 揚陸直後、Wormが叩かれているようならすぐにQueenのヒールを入れてWormを死守する。
少々大変だが、同時に揚陸後のSwarmHostの産卵も開始し、Wormを叩く敵を追い払おう。
- Locust射出と同時にQueenも(互いヒールを入れつつ)しっかり戦わせる。
- 初弾pop時「QueenのENが切れた」「Locustが全て死滅した」「産卵可能なSwarmHostがいない」「Queenだけでは維持できない抵抗戦力が攻めてきた」の全てが揃ったら、素直に撤退しておこう。
- このオーダーはオールインでは無いので、一度のNydus揚陸を返されても慌てず撤退し、
SwarmHostの頭数を守り、後続を作り続け、Nydusの攻め手を休めないことで必ず道は開けると信じよう。
失敗する要因
- 封鎖したのにも関わらず正面からHellionの侵入を許してしまった
防衛を封鎖に頼んで内政を優先している中で、Queenの操作ミスやシムシティミスでHellionを招き入れることは絶対に避けたい。
このオーダーは、序盤の内政被害が皆無~軽微であるからこそ成立するものだということに注意しよう。
なお、Reaperには設置ボムを使ってQueenの封鎖を解くという荒業もあるので、Hellionに同伴されている場合は警戒しておこう。
- Overlordを狩られ過ぎてもたつき、着弾が7:30を超えてしまった。
あまりにも着弾が遅い場合、敵の抵抗戦力が揃いすぎていて、被害がほぼ与えられず、カウンターも全く防げないという状況に追い込まれる。
とはいえ、ろくに2baseが稼働していないのに、SwarmHostとNydusを作り始め、慌てて6分頃にpopしても十分なインパクトを与えられるかは疑わしい。
やはり勝負を仕掛けるなら、5-6体のQueenと7-8体のSwarmHostの先発部隊に加えて、十分な後続の追加生産基盤を構築した後が望ましい。
- カウンターへの対応が出来なかった。
Nydus Swarm Hostを決められた相手は、オールインのカウンターに訴える可能性が大いに高まる。
敵のカウンタータイミングが良かったり、対応がマズかったりすれば、せっかく大きな優位を取っていてもあっけなく敗北する場合が多々ある。
なので、特に敵がバイオ構成にシフトしている場合は、自陣の1st周辺に惜しみなく防衛施設を増やしたり、途中でリングを生産して貯めておくなどしておくとよい。
当然、防衛施設は足止めに過ぎないので、強いカウンターを察知したなら、すぐさまSwarm HostをNydusを経由して自陣に撤退させ、防衛に当たらせよう。
もちろんQueenも防衛戦力としては欠かせないものとなるだろう。
- サプライストップ
ひとたびSwarm Hostの生産を開始すると、一気にサプライが詰まるようになる。
ミネラルやlarvaは潤沢にあるはずなので、どんどんOverlordを作ろう。
とはいえ、ユニットの生産、収納、Wormの展開、locustの射出と、Queenの操作、部隊の撤退や展開…
と、処理すべきタスクが爆発的に増えている状況なので、多少のガバは仕方ないと割り切ろう。