初心者向け偵察ガイド
概要
今まで偵察をほとんどせずにプレイしてきたり、一応は偵察するけどよく分からないという初心者の方向けの記事です。
初心者にとっては偵察で得た情報から色々と予測して対処していくのはもちろん、そもそも内政と同時に偵察ユニットを操作するのも難しいと思います。
まずはこの記事で紹介する3つの目的の偵察だけを意識してやってみましょう。
偵察に適したユニット
- まずはワーカーやmarine, zealot, zergling, などの安いユニットで偵察することを覚えましょう。(zergはOverlordも偵察に使いますが、倒されるとsupplyが圧迫されるので気をつけましょう)
- 最初の偵察は1:00前後(supply16~18くらい)にワーカー、zergはゲームが始まってすぐにoverlordを相手ベースへ向かわせましょう。
- 偵察ユニット用にショートカットを登録すると便利です
- テランのOrbital Commandスキルのスキャンなどでも偵察出来ます。
- 慣れてきたらエアーユニットやクロークユニットなども使ってみましょう。
- テランの建物を飛ばして強引に相手ベースを見るという方法もあります。
相手のベース数・軍量と大まかな構成・位置を確認する偵察
- 相手ベースの周りの資源地に偵察ユニットを置いて相手がベースをいくつ取っているかを把握する
- 相手の2ndや1stの中に入ろうと試みて、どんな建物があるか・どんな軍編成かを大まかでいいので確認する
- 自分のベース近くの資源地の端っこなどにも配置して視界を取りドロップをミニマップで察知出来るようにする
- ゼルナーガタワーを取る
ざっくりと「相手はかなりたくさんのエアーユニットを用意してるな」「いま、軍が前進を始めたから攻めてきそうだな」といった情報を得るだけでもだいぶ違います。相手のベース数もかなり重要な情報です。
自分が空中へ攻撃できるユニットを作ってなかったりした場合はすぐにオーダーを修正することが出来ますし、早めに相手軍のプッシュを察知出来ればバンカー・タレット、キャノン・シールドバッテリー、スパイン、戦闘ユニット等の追加で備えることが出来ます。
※もっと詳しいガイド「偵察のガイド」
1ベースのALL-INを察知する偵察
- 最初に偵察に行かせたワーカー等をやられないように相手の2nd地の近くや裏などに隠しておく
- 3分30くらいになっても相手が2ndを取りにこない場合、1ベースのAll-Inかもと予測する
相手が2ndを取らず、早めに軍隊を揃えてAll-Inしてくるオーダーを察知する偵察です。
例えば相手が1ベースAll-Inしてくる場合、こちらが2ベース以上取っているのに全然対策をしてなければそのままやられてしまいます。
逆に、All-Inを察知してすぐに守りの準備を整えて上手く返すことが出来れば、内政でかなり有利になっているので勝利にぐっと近づきます。
※偵察ユニットが相手ベースについた時に2ndなし&spawning poolが出来上がってる or 出来上がりそうな場合は12poolです。すぐに迎え撃つ準備をしましょう。
Proxy Rushを察知する偵察
- 相手の1stベース内に建物が全然ない
- すぐに自分のベースの周りの資源地にワーカーを向かわせ、ミネラル裏や隅っこなどにこっそり建物を建てられてないかを確認する
相手がこちらのベース近くの資源地の裏などにこっそりbarracksなどを建てて早めの攻撃を仕掛けてくるオーダーを察知する偵察です。
こちらも早めに戦闘ユニットを出したり、状況によってはワーカーも動員して対処する必要があります。