DTarchon dropからのマクロ展開(TwoNi ver.)

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概要

5min過ぎにwarp prismと4DTを用意して、2archonでプッシュ。
このガイドでは偵察と対応、軍の動かし方について4th以降まで解説する。
基本形はarchon dropから3baseでcolossusとmothershipを揃え、4thに出てからHT、ストームを押しながらmass carrierを目指すものとなっている。
また、このガイドは独自研究です。筆者がKRでmaster2になるときに実際に利用していた組み立てなので、難度は高めかもしれません。

ビルドオーダー

基本形は以下の通り。もちろん2nd前は封鎖する。
14 Pylon
15 Gateway
16 Assimilator
19 Nexus
19 Cybernetics Core
20 Assimilator
21 Pylon
22 Warp Gate
22 Adept (Chrono Boost)
Stalker
Twilight Council
Robotics Facility
@100% Twilight Council, Dark Shrine
Gateway x3
Adept
@100% Robotics Facility, Warp Prism
Assimilator x2
Shield Battery(2ndのwall内側で、隙間を塞ぐユニットに届く場所に建てる。)
5:00~ Dark Templar x4(warp prismを使って前線でワープイン)
5:30ごろNexus
Charge
Forge
Shield Battery(3rd) Observer
Sentry x4
@100% forge, +1 atk
Immortal
Assimilator x2
Gateway x4
Immortal
@100% Immortal, Robotics Bay + Stargate
@100% Stargate, Oracle + Fleet Beacon
Robotics Facility
@100% Fleet Beacon, Mothership
Nexus
Templar Archives
Gateway x4
Stargate x4
Nexus

立ち回り

やはり王道はDTやarchonでハラスしながら3rdを確保し、colossus+oracleでlurker+Hydraから守りながらcarrier艦隊に繋ぐこと。
しかし序盤から中盤にかけてザーグの選択肢は非常に多く、察知に苦労する。相手のビルドを確実に見切ることは難しいが、adeptのshadeやprobe、hallucination phoenixなどを上手く活用して可能性を絞っていこう。
warp prismの経路選択による視界確保も重要だ。上手くやればすれ違いによる事故や厄介なランバイなどを察知・回避することができる。
中盤以降のzealotハラスも同上。使えるものを全て活用しプレイの安定性を高めよう。
4thが遅いので総資源量は少なくなりがち。ゲームを通してユニットは大切に扱い、安易な交換は避けるようにしよう。

序盤・3rdに出るまで(~6min)

  • GW偵察し、相手のhat、pool、gasのタイミングを見て、hat>gas>poolのスタンダードな立ち上がりであれば偵察probeを相手の1st坂に待機させる。相手が3rd建築用のdroneを送るのが見えたら3rd建設ポイントを踏み妨害する。
    • probe到着時にhatがなく、poolはあるがgasを掘っていない場合は13~14poolか。19Nexus>21zealot(chrono)>21cybernetics core>probe>22pylonで、zealotが生産完了する少し前に1stのprobeを10体ほど掴んで2ndに下ろし、防衛する。
      • 2本目のpylonはGWにパワーを供給する位置に建てること。coreが完成したらCBを使ってadept>adeptでカウンター。
      • 偵察probeは適当に2ndを妨害して帰る。
    • probe到達時にhatがなく、poolもgasも開いている場合は1baseのオールインの恐れがある。zealot>GW>core>pylon>assimilatorで2nd前を1マス残して封鎖する。coreが完成したらshield batteryとstalker sentry。stalkerはドロップ警戒のため1stに上げるといい。
      • 偵察probeは一度隠してから2min前に敵陣に突っ込み、2ndの有無と可能ならばevolution chamber,roach warren,baneling nestの有無も見たい。
      • それぞれの対応は、evoなら1stにbatteryとadept+sentry(+stalker)、roach warrenなら2nd前にbatteryとstalker+sentry、baneling nestならsentryとGW壁。probeで確認できなかったならとりあえずadept+sentryがやりやすい。
    • probe到達時にhatがなく、poolはあるが完成まで時間がある場合、proxy hatが濃厚。1stのや3rd周辺を探しhatを確認したら22warpgateまでは基本形のまま組んで、22stalker+battery。
      • 2ndにhatがあった場合は6体のprobeで殴りつつzealotにCB。hatキャンセルしてevoを建てるパターンがあるのでhat未完成のうちはhat破壊後にhatの向こう側に移動するように行動予約して建てさせないようにする。完成後はbroodlingに食われるのを回避するためhat破壊後離れるように行動予約しておく。
    • probe到達時にhatがあり、poolはあるがgasを掘っていない場合、相手の3rdが早い。stalkerの代わりに2体目のadeptを作り前線ラリー。2adeptでハラスする。
      • 偵察probeは3rdを妨害できると良いが、できなければ早々に帰って良い。
  • 1体目のadeptは前線にラリーし、shadeで相手のlingの数と3rdの有無を見ながら、3:20までに帰路に着く(相手が2hat>gas>poolのスタンダードな立ち上がりだった場合)。
    • 相手のlingがadeptのshadeを追わなかった場合、ワープを完了させるとlingやdroneを削って微有利を稼げることがあるので余裕があるなら狙って良い。但しlingを削るときはクリープ外でqueenの射程外から狙うこと。
      • 相手のlingが4から増えていた場合、ラッシュの恐れがある。3rdの有無を見て2体目のadeptを作る。probeを相手の3rd確認に向かわせる。
      • 中でも8体以上のlingが見えた場合は非常に危険。2ndのwall近辺にprobeを配置しておいて、危なくなったらGatewayで壁を増設できるように準備しておく(bane bustとmass ling警戒)。stalkerを1stに上げ、stalkerで対応しきれない位置にはpylonで視界を取り、1stと2nd壁後方にbattery。(ling drop警戒)。burrow roachの可能性もあるが、元々にglave adeptやSG相手に強い戦い方なのでroboに行ってるならあまり怖くない。相手の着弾後にimmortal+obsを用意して十分対応できるだろう。
      • lingの追加を見れなかったとしても、上手く隠されているだけのことがあるのでなるべくadeptは中央の道を通って帰るようにできると良い。
      • その後の組み立ては2baseでのオールインと3rdを取ってマクロに進むかに分けられるが、3rdに出てマクロを目指す場合は少し工夫が必要になる。
        • 3rdに出る前に、相手がこちらが3rdに出るタイミングを待っている軍ないかをチェックする。halluci phxで3rd近辺を広く巡るのがやりやすい(adeptでもいいが、不確実)。プッシュが控えめであったり、来なかったりしたら特にこれを警戒する。
        • 3rd近辺に大軍が居た場合、3rd前にcolossusとstalkerを出す。stalkerはmutaへの耐性とユニットロストを抑えるのに有用。archon dropしているならarchonも良い。coloで3rdの敵軍を追い払ったら射程の上がった2~3coloでカウンター。
        • 相手のワーカーの数とレアテック選択も確認したい。ワーカーが少なければimoを足す。レアテックはhydraかmutaかを見る。
        • 両方をhalluci phxで見ても良いが、sentryのENを消費しすぎると3rdの防衛に響くので注意。筆者のオススメはラッシュ防衛で多少祈って、halluci phxで3rdの安全確認とwarp prism 2archonでワーカー確認、halluci phxでテック確認。2archonでテック確認ができてhallucinationをケチれることがある。
      • オールインをする場合、immortal sentry、immortal chargelot、mass blinker、chargelot archon、psi storm+GWunitなどが主な候補か。基本は全て7GWだが、内政ダメージを多く受けてしまったときなどは6や5に減らしたりする。
        • 本来この展開はP,Z双方にとって安定させづらいものですが、それでいてこの展開を選択するプレイヤーはその後の展開で強力な「パターン」を持っていることが多いです。それが独自研究によるものである場合も珍しくなく、対策をより難しくしています。オールインはそういった個人所有の展開を事前に拒否すると言う意味で、ある種の安定感があります。筆者はよく使います。


中盤戦(~mothership)

  • DTarchon pushには、4DTでのプッシュ・2archonにしてからプッシュ・2archon 4zealotでプッシュ、4archonでのプッシュ、があるが中でも一番安定するのは2archon push。しかし裏返しとして尖りも弱いのでダメージ不足に陥りがち。
  • archon pushでは相手のユニットを削ったり、droneを狩るのも大切だが、droneとgasの数を見るのを忘れないこと。
    • droneが少なければroachカウンターが怖い。obsキャンセルでimo。すぐにimoを作っても辛いので3rd前にimoを作る手もある。(しかしプッシュが来なかった場合は辛くなる。)
    • 3rdのgasが両方開いていて、Hydraが居ればlurker警戒。imoを削ってrobo bay+SG。oracleとcoloで守る。
    • 一通り見たらprismを3rd前から中央の道に移動、OL狩り・クリープ駆除とroachプッシュ警戒の視界を取る。プッシュが見えなければzealotでこちらの3rd周辺の視界を取る。
      • プッシュが見えた場合は自陣に帰ってbatteryとarchonを作る。あとはFFとprismマイクロの気合で防衛。
    • 3rdのガスを開けたあたりでhallucinationでprismとzealotが見れていない道を通しながら1stへ、テック確認。spireがあればstargatex2を追加してphoenix。キャンセルされることがあるので少ししてからもう一度halluci phxを送り確認する。ここまででLairの位置を見れていると後のHive確認が楽になる。
    • このタイミングでのユニットのルート取りやzealotの置く場所については下に画像を用意したので参考にどうぞ。
  • 3colo辺りでhallucinationでlairを見る。相手のHiveが早い場合はviperが怖いのでtemplar archivesを早め、viperにFBで対応できるようにする。削る場所は4thかmothership。
  • coloはクリープの境辺りから削るように殴ると良い。相手が突っ込んできたらまっすぐ下がってFF。相手が引いたら追撃でまた削る。
  • 中盤のoracleの真価はrevelation。lurkerのburrowを見破るのに使う。lurkerが居ないなら二体目以降を削ってもいい。
  • fleet beaconを建てた辺りからドロップの警戒を強める。Ascension to Aiur LEなら0時と6時、Catalyst LEなら4時と10時あたりにzealot数体を送る。bane dropが掛かることもある。

終盤・キャリア艦隊へ

  • 4th以降はcolossusやarchonなどテックユニットのロストを殊更抑え、なるべく多くの資源収入をcarrierに回せるようにする。
  • oracleのrevelationはzealotハラスなどでひきつける移動中を狙って使う。xelnagaの視界内にいるならそちらも狙い目。
  • 4carrierの後は一度4voidを作ると安定する。carrierの少ないうちはcorruptorが脅威。
    • 空軍は地上軍の上に置いて、corruptorが来たら逆方向に逃げるとcorruptorがarchonの上を通ってお得。ストームも使えると良いが、自分のinterceptorを焼き払わないように注意。
  • carrierは強力だが、mass carrierへの移行中は多くのサプライが生産中のSGに埋まっていることを忘れないように。構えている相手に突っ込まないこと。エアーのアップグレードが遅いのも大きい。
  • oracle,pylon,zealotハラスで安全を確保しながら、敵の居ないクリープを駆除して帰るを繰り返す。相手の目を奪い、見えてない場所からFBやストームを入れたりして削っていく。ジロットで相手の拡張ベースを叩くと相手の動きを操作でき戦いやすくなる。
  • ここまで持ち込むことができればかなり勝ちやすい状態。最後まで気を抜かず、慎重なプレイを心掛けよう。

その他のポイント

  • forgeはatkを+3まで→armor。CBもできるだけ使う。
  • 中盤戦でのlurkerは可能な限り事前進軍を察知して自陣より前で待ち構えられると良い。lurkerをburrowさせれば時間稼ぎになるし、colo+FFで相手を削ることもできる。
  • swarm host相手はprism、halluci phx、oracle、xelnaga towerでの察知、zealotで先制攻撃してlocustを吐かせる、mothershipのcloakなどが有効な対処法。archon colossusでは戦いたくない。
  • 4th以降のSGの数はそれまでに負ったダメージ次第で減らす。あまりにダメージが大きい時は追加しないこともある。逆に余裕があるなら2coreにしてエアのアップグレードを加速するのもアリだ。

画像置き場

archon drop近辺の視界の取り方の例(マップ別)

  • 知る中でも安全なルート取りとzealotの置く位置を書く。
  • prismは基本的に3rdに入った後中央の道(敵2nd前)に再進入してクリープ駆除、3rdに入ってクリープ駆除した後2ndに帰れば間違いない。
  • 3rd前のクリープを駆除した後に再度2ndクリープの駆除をしたり、更なるOL狩りを狙ったり、1stに入ったりしても良いがリスクがある。

Ascension to Aiur LE

Ascension to Aiur .jpg
hallucinationはどちらか片方でも良い。sentryのENや操作量と相談。

Catalyst LE

Catalyst twoni.jpg
最左のzealotはprismで代用しても良いがプッシュ対応時にprismの参戦が遅れることがあるので注意。
最右はそのまま右上のベースまで歩いて拡張確認を兼ねても良い。

Abyssal Reef LE

Abyssal twoni.jpg
最左のzealotはprismで代用しても良いがプッシュ対応時にprismの参戦が遅れることがあるので注意。haullucination phoenixで通るにかえる手もある。

  • この場合は4th前の岩内側にpylonやzealotを置くなどする。


記事作成者:TwoNi