さいあーくのDH Leipzigリプレイ感想
提供: StarCraft II: Legacy of the Void 日本語Wiki
とちゅうです すぐに大きなバランス変更のくるTvPは優先度低い
目次
GS2 Group B uThermal vs Botvinnik
Game 1 Prion
Proxy 3rax reaper vs 自陣 3rax reaper proxy側は結構内政を犠牲にするので根本的に自陣3rax reaperのオーダー勝ちではある。 SCVに殴られて微妙に弱ったuThermalのreaper vs fullHPのreaperの状況は少し厄介だったが、 殴られないギリギリの距離をうろついてBotvinnikのreaperを誘導、 段差を利用して相手の視界を奪った状態で先に殴る形を作って解決の流れは見事。 その後のreaper4体でのマイクロはリーパー対決は坂上からの追い撃ちは爆弾も食らいにくく最も有効な動きであるという例。
Game 2 Orbital
互いにreaper FEでreactorタイミングに違いはあるが序盤はほぼ同じ。 テックチョイスがBotvinnikのCyclone+VKのディフェンシブ即3rdに対して uThermalはMineDropからの2Tankivacハラスからの2base 5rax Timingで4Tankivacでマップに出つつ3rd直建て。(7:20 Stim完了 CS/4Tankivacあり 1-0Up) Botvinnikはプッシュタイミングまでは基本的に及第点のディフェンスだったがSiegeTankをおろして待ち構えることができず、 2TechLabのuThermalに対してCombatShield差のある状態で戦うことになり、3rd前を一気に突破されてGG. 3rdがないことを確認するスキャンタイミングは見事だったのでSCVを一旦止めてタレットでドロップをケアしつつ軍隊は正面とエレベーターポイントだけをケアできる形などを取ればより高い可能性が得られたか。
GS2 Group B Bly vs Kelazhur
Game 1 Dusk
reaperFEでProxy HatからのRoach Ravagerに即死。 Reaperに行かないほうが楽に対処できると思うが、気付いたのがRax完成後のProxy偵察なのでそこは仕方ない。 BunkerをDepotと同時に狙える位置に建てていたのはまずかった。 Bileでしか封鎖を割れないようにするために坂下を狙えるBunkerは1つは必要だが、 2つめは奥まったところに建てて封鎖突破後の侵入をぎこちなくさせてやったほうがいいだろう。 坂上視界を取ったBileで確実に建物を割られ封鎖を突破されるのでそこは前提として考えなければならない。 Reactorのもとが取れるMarine4体生産時にはもうBileでReactorを割られる間際なのでReactorにも行かず素でMarineを作っていいかもしれない。 タンクに向かうのはSpineなどの可能性もケアするためには必要だと思うが、Ravagerだった場合は完成・シージする前に封鎖突破されるのでそれまでに単純な殴り合いのDPSを最大限用意できる形を取る必要があるだろう。 ガスを2人掘りにしてFacと同時くらいに2nd Raxを建てるという選択肢も考えられるかもしれない。
Game 2 Seras
reactor reaperからhellion vs Nydus Roach Queenで即死。 NydusをEbayで囲ってユニットの出てくる効率を落として無理やり対処しようとするものの、 reaperがマップのど真ん中を移動中でDPSが低すぎた。そのうえ正面からSpeedlingも雪崩れ込んできて完全終了。
GS2 Group E Dayshi vs Vincent
Game 1 Prion
gas first 14/15のproxy 2rax reaper vs Hat Pool gasからRoach直行 1st-2nd間のBunkerも2体目のSCVで完成しローチが出てくる前に内政にダメージを与え始めてGG
Game 2 Dusk
gas first 自陣3rax vs Hat gas Pool 全Queenが1stに固まったのを見て2ndに流れ込む良い動き。2ndを見てproxy hatでないことも確認できる動きである。 Hat Gas PoolのSpeedlingが間に合ってしまうタイミングだったが(3:20. hat pool gasなら3:40なのでどちらと予測したかの問題) ZはSpeedling研究を入れつつRoachにすぐに向かっていたせいでLingの数がまったく足りずReaperは7ドローンキルあげて普通に生還 ここで大勢は決まり。即3rdしながらリーパーで頭を抑えてZを3rdにも出させずバイオに向かう。 Zも2base Nydus Roach Queenでワンチャン狙うが火力の多く確保できるreaperからのBioにとってはそれまでにアドバンテージ損がなければ特別の脅威ではない。 攻めようとしていたので少し手間取るが処理しきってGG.
GS2 Group F Beastyqt vs ZhuGeliang
Game 1 Prion
3rax reaperが仕事した。
Game 2 Seras
対角配置で超ロングゲーム reactor FE vs Hat Gas Pool 豊富なマリーンを使ってオバロ狩りからのヘルバットプレイvsSpeedling後Lairの即Muta ヘルバットプッシュはQueenが多くMedivacも早々に落ちてイーブントレード。 オーダー組み合わせによりリベレーターハラスのフォローアップは仕事せず。マリーンの届きにくい外縁に広めにタレットを建てる形でゾーニング。 即ミュ他の弱点であるアップグレードはやはりテランがかなり先行。 ダブルリングスタイルに対してBioマインで合わせた形。 Hive変異見て非常に早いGhostAcademyを前もってたてるがBioマインでCavernも割れたので結構な時間使わず。 対空にもウルトラにも効くThorは早めに追加し続けてかなり揃う。青ヘリの追加も特徴的。 マリーンはドロップに使ってウルトラ対策のマローダートールゴーストを追加していくのでGhostの追加が進むころにはリング対策をかなり青ヘルバットに任せる形。 ベース潰しに明け暮れているうちにBroodに移行されて編成の優位は取られるが広いマップなのでマルチタスクしながらSPを6つも追加する形で危なげなくエアトランジションを済ませ対処。 とにかく攻め方が端のベースを潰すのとドロップするのみで無理攻めしなかった。それによりゴーストを失わずバンクを残せていたことがトランジションを非常にスムーズインしていた。
Ro32 Tefel vs uThermal
Game1 Prion
3Rax reaperでマイクロにミスもなくうまくreaperを溜めきったゲーム。16体たまったあと坂上をreaperのボディでブロックしてグレネードを当てた動きは見事。 もっともTefelがPool firstだからといって最初のリングをケチっておりQueenが2ndに移動後、 次のQueenが出る前に1stへ直行したReaper初弾が着弾したため最初から撃ち放題でアドバンテージを稼げたという背景は非常に大きいのだが。 まったく壁になるLingがいなかったためQueenもHPもどんどん削られてしまった。その分多少はドローンが伸びていたが、いつまでたってもReaperを制止できるような数のQueenが出なかった。 一応出していたLing2セットでのカウンターも内陣CCにされているなど裏目に出ることが目立った。
Game2 Dusk
TefelのMap Awareness(ミニマップへの注意力)が一瞬足りなかったことで決まったゲーム Depot建ててからProxy Hat警戒偵察してからのCC first gas rax Rax建設半分くらいでSCV偵察するがPool先っぽいことだけ見て死ぬ。Zは見られないように2ndで2:30Lair Morph開始して超速Lair テランは2Rax追加でヘリオン6出して2ベーススティムメディバックに向かう流れ。 Hellionが出る直前くらいにまたSCV偵察するが3rdが結構早いことしかわからず即Lairとわかりにくい流れ。 というのも即Lairの割にSpeedlingもSpire以降まで送らせていてQueenも計3体という節約なので3rdを3分過ぎに建てる余裕がある。 いわゆるHellbatプッシュで即死するが受身な偵察中心のテランに対しては偵察カットしていれば勘違いさせられるタイプの欲張り方 しかしヘリオン2で強行偵察を狙う動きがクイーンをすり抜けてしまい4分前に建ち始めのSpire確認。 スキャンレンジから外してかつドロップに死ににくい位置を考えると皮肉にも坂上すぐになってしまうのが面白いところ。 あとはクリープ際で頭を押さえるヘリオンをミュータが追いかけている隙に2メディドロップを入れ違いに刺してしまう流れ。 この入れ違い狙い自体はHotSの頃からある、ベインリングやスピードリングに割く資源のない欲張り超速ミュタに対してゲームの決まるレベルでアドバンテージを奪う典型的シナリオのひとつだが Tefelも当然そのリスクについての知識は有していないわけがなくTの1st周辺の視界はオバロ2体で盤石。 実際ミニマップにもメディバック2体の姿がしばらくうつっているのだがヘリオンを追いかけている間にミニマップを見ていなかったらしく入れ違い成功。 このオーダーでこのタイミングにベインリングなどないのですぐには対応できずユニットを逃がすしかなくLair化した2ndをロスト。 Tの3rdが遅いので戦闘でTがミスしてくれればゲームの続いていく望みはあったが、さらに出会い頭でのZ側のユニットロストも重なり、続くプッシュを守る手段がなくGG.
G3 Ulrena
「ラッシュディスタンスが短いぶんローチラベジャータイミングが普通より強いが、逆にいえばクリープを伸ばされ放題でもすぐに処理して進軍路を確保できるので篭ってタンクを溜めるオーダーで戦えるのではないか?」 というのは誰もが考えたことがあると思うが実際にそれをやった感じのゲーム。(奇策スタートに有利を取ったあとで) といってもTefelは堅いオーダーを見て非常に早いHiveでUltraに向かっているのだが、最終的に完全にTankBioに固められた2nd/3rdラインの狭い坂に突っ込んで大損してGGとなっている。 これならBroodへのテックチェンジの準備をしておきながらTが4thを取るタイミングや攻めに出てきたところを見計らって交戦したほうが見込みがあっただろうが、 実際狭い地形も多くカウンターハラスなどで注意をそらすことも難しいマップなのでテランのコントロールにミスがなければ厳しく口でいうほど簡単ではないだろう。 序盤は14プール no gas vs reaperFE. このマップでリングを直行させるとReaperが出てくる少し前に建設SCVを殴り始める形になり処理されやすくなるので一旦リングを隠してOLでRaxを見ながらタイミングを図っていることに留意。 FactoryについていたSCV含む7体動員してマリーンも1で止めずに2出してからReactorとしているが必ずしも必要ないだろう。 ここでCCをキャンセルさせずに処理するためにはSCV動員は必要なことだったが5体程度でも十分だと考えられる。2ndGasの遅れもこの類の仕掛けに慣れていて注意していれば防げただろう。 また妙な1ベースプレイに備えてFac建設も停止しないほうがいいだろう。 lingタイミング(とreaperが唯一の道でlingとすれ違わなかったこと)から14Poolであることは推認できるだろうが、 2ndや内政は見れずに戻ることになるのでガスを掘り続けたダブルリングなどでないかは未知数である。 最速のSpeedlingに繋がれればせっかく守った2ndがギリギリ完成せずキャンセルするはめになるだろうが、その場合はZの内政も非常に遅れるのでやはりSCV動員は正解の選択肢となるだろう。 ともかくこの奇策ディフェンスのあとなぜか非常に早いRoachに向かっているのも簡単に対応したためアドバンテージはテラン側にあった。